2012年4月30日月曜日

お一人様の独り言 ~ たいせつなこと ~

たいせつだなと、しみじみ感じる。
想像力と本能。 

近頃の心さもしい事件や事故、そして政治・・・。

大人も子供も、どの様な事柄についても、考え及ぶ力
-『想像力』 が富に乏しいように思えてならない。 

ちょっと先へと思い及べば、無情なほど悲惨な事件は
起こらなかったかもしれないし、防げたかもしれない。 

先の隣国のミサイル発射にしても、 何より鮮度が大事な
危機情報も、わざわざ「ダブル チェック」の"熟成"してから
齎す情報に意味がない と、想像できる筈だった。
外交も内政も"その先"を見据えて当たる政治力・・・。 

ひとは、知恵を技術や道具に変え、自分達の毎日に
便利さを追加していくけれど、それと引き換えに地上に
生まれ落ちたとき備わっていた自らの"感性" 即ち『本能』
-まさに宇宙的な素晴らしい能力を鈍化させている。 

動物的といわれる本能は、初めは人類にだって有った筈。
その能力を知恵の具現化に変えて来た。

ある意味、
無形的なものを有形的にすることで自己認定してきた、
とも言えるのかもしれない。

スマホにばかり頼らずに、自分で探したり迷ったり・・・
そんなコトって、一つ一つ小さな行為だったりするけれど、
意外と「生きている」ことの基本の様な気がしてならない。 

心の質と豊かさこそ尊いと感じられる社会へ。

【目で見ず、心で感じ取る】

わたしたちは、 目先のことに対峙するとき、本来備わった
想像力と五感の"感性"という、自分達の持っている最強の
武器を磨くことに 心を向ければ、一歩近づくように感じる。

そしてそれは、日頃から《使う》ことで、ピカピカになる。

2012年4月25日水曜日

お一人様の、~今更、嵌っている・・・~

・・・つまり、
近頃の日本、いや世界中きっとどこでも、今の世は、
ちょっと理不尽で不平等で、なにか納得いかない
-そんな風に思っている誰もの心に響くものがある筈だ。

遅まきながら、とても心が揺さぶられた。

『イ・サン』

今頃なんだと言われそうだが、普通なら憂鬱になる
日曜の夜が、どうにも待ち遠しい時間となっている。

今時の韓流大河ドラマだし、「王の護衛なのに、その
脇の甘さは有り得ないだろー」などと色々突っ込み
どころが満載でありつつも、所謂ハンリュウスターの
イメージとはちょっぴり路線の異なるイ・ソジン演じる
イ・サンに、すっかり魅せられている。

陰謀渦巻く王宮の中で繰り広げられる駆け引きと
相関図、そして微妙な距離感のふんわりした恋心?!
を織り交ぜつつ、王として困難な世に怯むことなく
力強く進み続けるリーダー像を描いている。

その男気というのか、立場を自覚した公平性・正義感・
責任感、それを支える信念と聡明さ、持ち合わせた
懐の深さと慈悲の眼差し。それにウィットに長けている。

祖父である前王のセリフも含めて、語られる言葉に
逞しさと頼りがいを感じつつ共感する。

あぁ只今の世、最も欲するキャラクターの塊だ。


『下町ロケット』

宇宙ロケット。

先端技術、宇宙への夢、大企業と中小企業・・・。

不条理で歪んだ社会と会社のあり方。

ロマンと気概に満ち、そして人情に溢れた作品。

是非、多くの人にページを捲って貰いたい一冊だ。

2012年4月10日火曜日

はばたけ若きプロフェッショナルたち

ダルビッシュのメジャーリーグデビューは、
ほろ苦いものとなった。

オープン戦時から球に重みが感じられず、それは恐らく
湿度が低く球の表面が滑りやすい環境に十分適応できず
思うような投球には程遠い様子。

加えてキャッチャーとの呼吸もあるだろう。

メジャーリーグプレーヤーのスケールが彼の想定を
超えていたかもしれない。

周囲の予想を超える熱狂と、球団が支払った対価として
の活躍への期待・・。

メジャーリーグ移籍後の彼の言動は常に冷静な装い
だったが、寧ろそこに自身のプライドに押し隠れた不安
要素は言外に漂っていた。

本人の緊張感を含めた精神的な側面が、思いの外大きい
様に見て取れた。

とは言え、このデビュー戦を多くのファンの一人として、
期待し待ちわび、同時に今日の様な結果をどこか
予感しているところもあった。

そしてそれは、今後の彼の大リーグ人生にとって、
とても価値のある大事な重石となるべきことであり、
明日への一歩のために経験すべきコトとして・・・。

5失点と5四死球、ちょっとガッカリの内容だったろう
けれど、今後を思うと却ってスイスイの投球よりも、
いいとすら感じている。

その上おまけで、デビュー戦、5失点でも1勝なんて・・・。
(斉藤祐樹のあの魂の開幕戦1勝が過ぎる)

彼の真価は、今日を突破口に、磨かれる筈、きっと。
それだけの士気の高さを誇りが彼にはある。

メジャーリーグで超一流と誰もが認めるイチローとの対決
が身に沁み、あらゆる意味でカンフル剤となるに違いない。

それにしても、ニッポン人同士の対決がメジャーリーグを
舞台としてこれだけ熱い関心を呼ぶ時代が来るとは!

    - ・ - ・ - ・ -

つい先日終わったマスターズでは、石川遼が予選落ち。
昨年来、スランプ気味。

けれどこのプロ駆け出し時代のスランプは、今日のダルビッシュ
同様に、寧ろ今後の彼にとって良いタイミングだとも言える。

どんな人、どんな一流選手でも、環境でも山と谷、表と裏がある。

その実力と、伴う人間性にキラキラと輝く若者たち。

立ちはだかる目前の壁であっても、迷路の只中にいても、
それは、君には必ず越えられる壁であり、
君だからこそ、標を見いだすことが出来うる路である。

「今」を確かな踏み台にして、大きくはばたいていって欲しい。

「言い訳をしないレースをする」と言い放つだけの地道な練習
と忍耐の果てに持ちえる誇りと共に更に進化し、オリンピック
3大会金メダル奪取を見据えるスイマー・北島康介のように-。