2011年11月22日火曜日

お一人様の独り言 ~ "まで"と"から" の分岐点~

TPP交渉参加、大阪市長選、ジャイアンツ球団の内紛・・
どれも「これまで」からの脱却を目指したもの。

TPP交渉参加に強硬に反対する様子は、どうしても既得権益
や「組織」、古き風習に固執しているように見えてならない。
事実、もう虫の音。

大阪市長選も目先足元視点か未来展望を見据えた視点を
選択できるかに思える。

ジャイアンツの内紛(清武の乱)或いは会社組織の矛盾とやや
控えめに取り上げているけれど・・・。

どの問題も、その本質には時流の変化と隔たりのある「これまで
の組織体質、既得権、或いは慣習」と、時代に即し先を見据えて
「従前の固定化した概念を修正し、将来ビジョンの輪郭を真正面
から描こうとする端緒」であることは共通している。

-・-

TPP交渉参加反対パフォーマンスの急先鋒のひとつが農業分野。
今までの日本国内の体制が崩壊すれば農業が崩壊してしまう、と。
(じゃあ、今の世界にあって鎖国するっ?!-時代錯誤・・。)

10年後の世界の経済勢力図や国力はどう変わっているだろうか?
日本の農業がこれまでの組織体質での手法、スピード感・集中度
でこの先10年、進取の発想や人力を取り込んでダイナミックな
変革を自助努力で出来るのか?

新芽は野焼きしたのち、しっかり芽吹くではないか。
どのような分野でも競争力、切磋琢磨が、しなやかな強さを育てる。

そもそも何も始まっていないうちから大臣経験者始め国会議員が
こぞって「アメリカの言いようになる」と声高に言うこと自体、「日本
は外交力が有りません」「強かな戦略は持ち合わせていません」
「アメリカとは不平等な立場です」と公言している様にしか聞こえない。

尤も日本の政治が巧みで戦略的であったなんてここ数十年聞いた
ことも実感もない。
領海侵入した民に対してすら<政治的配慮>をしてしまう。
その上、賽の目総理大臣が次々お粗末な"手腕"で交替している。
今更国際的信用度がある訳がないけれど・・・。

それに、『外交』自体、自国の利益を最大限に、と国同士が攻め
守る駆け引きではないのかな?
各国妥協点を念頭に置きつつ高い"要求"するのは常套だろうし。

日本は誇りを持ちシステムや産物を盾として堂々攻めて行けばいい。
戦略的に強かに。
未来の「今」に向かって経済成長の中心、基軸となるべき協定にして、
この際TPPの舞台で外交力も磨いちゃえっ!

-・-

今夜開票の大阪市長選・府長選も、断片的な情報の中で見えて
くるのは明らかに"大阪池"の中からの主観で死守したいとする
側と「大阪池」の上から見たときの位置を認識し、池の許容を
客観視している側の争いだ。
足元だけを見て「今」をこなす政治と、今後を見据えた姿を掲げ
その目標への道筋を提案し「明日」の暮らしや政治へと推し
進めようとする側。
 一歩踏み出すことを選択するか否かは、"池"に住む人々自身
で決まる。

【今速報で、橋本市長、松井府長誕生-既存組織からの脱却を
選択した勇気ある地元住民の選択だ。 ~それにしてもあの若さ
で四面楚歌の既存組織に正面から怯まず切り込み、有言実行
する覚悟は、相当なものだ。そしてその志を受け止める素地の
ある地元の人々。拍手!!】

-・-

ジャイアンツ"内紛"。
渡辺さんへの清武の乱は、その本質をどのメディアもクリアに
捉えようとしない。上司と部下の関係に置き換えたりと、焦点を
ずらして取り上げているところが多い。
何だか報道の扱いを素直に受け入れられない。

恐らく・・・渡辺恒雄氏自体が余りに大きな"巨人"だからだろう。

球界だけではなくマスメディアだけではなく経済界だけではなく、
政治の世界にも最も強大な力を、持っている。
民主党と自民党の大連立の画策の仲介に渡辺氏が居たことは
記憶に新しい。
このとき「一新聞社の会長が与野党の党首の仲介者」である
ことに、違和感を覚えた人も少なくないはず。

例えば、フリーランスの記者や雑誌記者は加盟できない「記者
クラブ」。
情報の偏りの大きな要因のひとつにあると思われる。

その記者クラブに属する最大メディアの会長=マスコミのドン。
その存在感と影響力は?!

戦後の日本の歴史に記者として或いは影響力ある立場として、
ずっと深く関わってきた人だ。

背景を考慮すれば、腫れ物に触るようなマスメディアの対応も、
合点がいく。
核心を見つめず表面的な報道やコメントが自身の保身を意識
しているとも感じてしまうが、受け止める側は、『事実』に対する
情報の多くは、このフィルタを通して私たちは知り得、世論を
象っていることを心しておかなくてはならない。

とは言え、清武氏の具体的な発言内容にはやや行過ぎた部分
もあり本人や挙がった人々にとって致命的な面もあり、陰で
エールを送る人さえ<陽があたること>を危惧してしまうだろうし。

捩れの端緒はジャイアンツの「人事」なのかもしれないけれど、
その根底は、渡辺恒雄氏の脅威である、と信じて疑がわない。

+ + +

あたかも、現状に甘んじ自堕落、徒に時間を過ごして・・・
と、厭と言う程自覚し、あと一押しの決断をしかねてきた人生の
ジレンマを抱えている我が身を苦々しく眺めるが如く・・・;

今、「これまで」を捨て「これから」を選択できるかの分岐点に
置かれている。

今迄の習慣、程よい"ぬるま湯"から、新しい可能性を広げる為
の、その一歩を踏みだす覚悟と潔さを持てるだろうか?

・・・自らも、ね。あぁ。


2011年11月16日水曜日

直向に・・♪♪清く、正しく、美しく♪♪ ・・・こころの"素容"

やっぱりアーティストとしての玉置浩二は素晴らしい。
『清く、正しく、美しく』。

日本が受けた宇宙からの過酷な洗礼は、尚続くあの日の痕に、
~容易には言えないけれど~日本列島に生き暮らす人々に、
その《本質》を質すものだった。

人類の歴史の中で100年1000年は、確かなる歴史と括られる
時間の長さを持つものの、地球の時間軸、宇宙の時間軸では
瞬く間にも満たない。
その塵の様な一瞬のデキゴトに、私たち人間は絶望的な経験
をする。

けれど、一方で時の流れが否応なく私たちに「前を見ろ」と諭すのだ。
同時に、果てのない宇宙の中で「生かされる」ことの本質を顧みる
「チャンス」を齎す。
そう・・、チャンス。生かされている「時」に気付かされるチャンス。
起こること全てを生かされた者として、越え得るからこそと、
従容に受け止める。

宇宙のほんの片隅に生れ落ちた【命】を尊く思い、その命=魂の
質をピカピカに磨きながら日々着々【死】というピリオド迄生き抜く
ことこそ神々しいと、心が清らかになって行く素敵な曲。

『清く、正しく、美しく』は、聴く者の心の奥深くに眠る透き通った
【命】の雫を掬いたくなるだろう。

歌詞だけではなくて彼自身が言霊として音符に乗せ、
安全地帯・玉置浩二が歌い上げてこそ、彼の思いが心入る。

『清く、正しく、美しく』-。

それは、
与えられし生命の無垢な心の真髄を生き尽くす極意。


『清く、正しく、美しく』-。

それは、
来日中の若き国王夫妻の国、幸せ満足度の高いブータンの
人々の心の礎であり暮らし方そのもの。

その根源的な本質には、通じるものがある。


2011年11月4日金曜日

お一人様の、ある日-その②「見学レポート」

そもそも、この日は、今年度の担当モニターとして都営交通
の施設見学会への参加が、実は大きな目的。

そうは言っても・・・、長年の驚愕の<悪玉コレステロール値>
(340以上)と肩を並べると自己分析する、飽くなき<FOODへ
のベクトル指数値>が、"本日のお役目"を二の次にしていた。

と、<期待値>"だけ"は高くなかったけれど、終わってみれば、
なかなか垣間見ることの出来ない現場の人たちの日々の
仕事を理解する良い経験、と素直に思える見学会だった。

・ ・ ・ ・ ・

【馬込車両検修場】
西馬込にある施設は、東京ドーム1,5倍くらいだという。
ここは、個人的にも愛着のある浅草線(大江戸線)の
メンテナンス場所。






検車・修理車庫内は、工具や部品の配置を
はじめ細かいところ迄とても整理整頓がなされ、
従事者の意識の高さが窺えた。
都営線利用者としても信頼性がUP!


4年ごとに交換するという。
上は交換が終わった状態の台車。
下は、4年間の「任務」を終えて、整備を待つ。

へー大江戸線は、リニアモーターだったんだぁ・・・。



大江戸線の運転席のドアを開けたところ。
小学生達の見学を多く実施しているからだろう、
職員の人たちはとても、聞き手が理解しやすいように、
と随所に配慮が感じられた。


修理車庫の上は緑地化されている。
周辺は交通量は多いいけれど、
高層マンションが未だ少なく戸建も
少なくない住環境。
特に馬込車両検修場の裏手は日当たりも
眺望にも恵まれている。

食品生産工場は仕事上たくさん立ち入ってきていたものの、
こうした違う分野の工場は初めてだったので、経験してみると
じっくり説明を受けながら隅々見られた機会は有意義だった。
そして毎日の地道な繰り返しを整然とこなす事が、とても容易なこと
ではないだけに、日常当たり前に利用している私たちの当たり前を
支えている、世界でも誇れる地下鉄レベルを維持している「縁の下」
を認識できた《ありがとう》の2時間となった。

お一人様の、ある日-その①「訪店レポート」


都営三田線白金台駅を出て、八芳園の坂を下る。
目指すは『ア・コテ・パティスリー』

店は容易く見つけられた。
扉を開けた途端、店主(=パティシエというべき?)と目が合う。
事前に知る限りパウンドケーキ系に食指がそそられていた。
がしかし、店主の手元はボールとスパチュラー。
後ろのオーブンの中の焼き加減も気になるらしい。
即ち、まだ十分な品揃えにはなっていなかった、のだ。
そうか午後に仕込み休みをとる、ローペースだっけ。
パウンドは、ドライフルーツが一種類。
それならば、マドレーヌ、先ず試してみよう。

「食べログでの高評価はこの口解け感とボディ感の柔ら
かさなのだろうか??」と一口そしてまた一口。
ちょっと期待と違うなぁ・・マドレーヌへの思考を巡らせながら、
交通量の多い国道沿いを都営浅草線高輪台駅へと向かう。

えっ?もう着いちゃった。次が五反田・・・、初めての道なら
歩いてみたくなる。ここまで来たら久しぶりのアリエッタに立寄る
時間くらいはあるだろう、と都営フリーパスを使わず、イージー
トーン効果を優先し徒歩を選択。時間を考慮した目的設定は、
履きなれた靴の軽快なフットワークをさらに促がす。
歩けるだけ歩かないと-強かで手強いたるみとセルライトの
進行に断固NO! の永久ストライキだ-と確固たる意思を抱き
つつ本能の「食す」欲求になし崩し。やっぱり "甘いNoだ"。

駅に向かわず左へ折れるタイミングに不安。「道を確めねば」。
途中、ボールを銜えたブルテリアを連れた女性に「この辺りに
美味しいパン屋さんがあったと思うのですが」と声を掛け尋ねた。
「・・・え?スギノキかしら?」
「スギノ-?? いえ、確か"あ"で始まる--」「あぁアリエッタね。
それはこの道を-」。

短いやりとりの間、足元ではブルテリア君が、ゆっくり尻尾を
振って穏やかに私の膝にボールを銜えた鼻先を押し付け
「あそんで」を催促。その呑気な感じが溜まらなく可愛い。

さて、パネッテリア・アリエッタへの道を伺いつつ、地元の彼女
の口をついて出た「スギノキ」の方に未知の期待が湧き出し、
「もしかしたらもう人気のパンドミは無いかも知れないわ」の
焦燥が後押しし、結局こちらの道順も聞き未知の店へ。


『BAKERY SUGI-NO-KI』

飾らないシンプルな外観と明るい雰囲気。
itonowa に似た感じで、あぁ見つけられてよかった!

小さい店内に焼きたてのパン達が、あたかもこの店のシンプルさ
を演出するインテリアのように並んでいる。
別段天然酵母っとか国内産小麦っと声高に主張をしている訳
ではないけれど、食べたくなる、買いたくなる、そんなパン達。
勿論素材のこだわりはきちんとプライスカードにメッセージ
されている。
路面に向けた小さなショーケースには数種のタルト・ガトーと
ゼンメル型をしたパンのサンドが色とりどり。

目移りして狭い店内をまごまごしていると、お昼前だったことも
あってか地元の奥様方が引きもなく、そして躊躇なくブリオッシュ
やゼンメル、パンドミをサクサクとトレーに載せてレジを済ます。

価格もリーズナブルな感じがする。
パンドミ生地をゼンメル型に焼いたパンはチーズ、ひまわりの種、
ポピーシード等各80円。迷って買った発酵バターで作った大ぶり
のクロワッサンは220円。若くてフレンドリーなマダムが薦めていた
のはブリオッシュ150円やルヴァン(1/8)250円。パンドミ(1/2)150円。

店舗外装の写真ならOKと了承してもらって-;


普段口にしない「クロワッサン」。試してみたい見栄え。
マダムの言葉通りバターのクドさは感じない後キレはある。
風味や食感では、ふた昔位前の?ヒルサイドテラスの
天然酵母のクロワッサンを味わって以来これに勝る印象の
クロワッサン捜索は細々続くだろう・・・。

ゼンメル(チーズ)

「パンドミ」は、焼き立てよりも4時間ほどたったものを
食べたときの方が美味しさを感じた。
食感は、なんとも不思議な感じだけれど、
後に残る感覚も含め米粉のパンのような噛み応え。
食べ易さと後を引く感覚は、ペリカンのパンをあっさりさせた感じ?



『パティースリー・トレトゥール・ICHI』

今回、西馬込に行くと決まって以来、立寄るべし!と決めていた。
西馬込出の営業は12月までらしく以後は激戦地代官山に
ブーランジェリーと共に引越とのこと。
地元の人たちが名残惜しさもあってかランチ時の訪問時、
とても賑わっていた。
既に偶然立寄れたSUGI-NO-KIでランチに十分すぎる量の
焼きたてのパンを購入していた為、当初の予定「ランチ」を諦め、
デリをテイクアウトすることにした。
テリーヌ類はおよそ5種類、ビストロ風のディッシュ~レンズ豆と
ソーセージや鶏のグリルなど美味しそう。
お店の人も気さくで親切。"自分の言葉"で対応している。
地元に愛されているのは、きっと店の人との和やかな言葉
のやりとりが、メニューの豊富さと味に勝るとも劣らぬもの
だからだろう。

食べ合わせを聞きながら薦めてくれたのが
「鶏のレバームース」。陶器に杯って320円。
前晩作った自前の人参のピクルスとクラコットで堪能。
この手のものにしてはボディ感は弱い方かも。
味も軽め。ドイツパンよりバゲットがベターか?

「ケークサレ」
お徳感あるパンが並ぶ中、オリジナリティを感じてチョイス。
食感を含めて全体的な味のバランスは微妙。
さしずめカヌレのサレ版というところか?

近くにある「ブーランジェリーICHI」も覗いたけれど、
流石にもう購入できない、と泣く泣く小さな店内に所狭しと並ぶ
キッシュや目の前で焼きあがったフーガスへ手が伸びるのを
ぐっと堪えて、ぐるっと眺めてスルー。

来年以降、ハイレベルな代官山への進出は、う~ん果たして?!


・    ・    ・

都営交通の見学会に参加する前に立寄るべきお店を予定通りみて、 
見学会の帰りは、話題のルミネ有楽町へ。
オープン間もない時期、休日に行くのは人ごみに飛び込むような
ものなので、まだよいだろうと夕方ではあったが、平日のこの日に、
好奇心を満たしておくことにした。

けれど、やっぱり・・・混雑。当たり前だよね?

フロアの面積に対して店舗数が多すぎる感じ。
"どれにしようかな触角"を存分発揮することができないよぉ。
あのコーヒーハンター川島さんの旨いコーヒーと、素材の良さが
味の良さと思えた津田陽子さんのカフェ「45゜」のケーキショップ
があったのは、ちょっと嬉しいかな。

尤も、御用達にしたいのは容易にチャリで行ける距離にできた
「富澤商店」と、店舗スタンプラリーなら自信がある「成城石井」
なのだけれど。

- かくして、
ある平日の一日~車両検収場とお店巡りの予定~は、無事
終了となった。