2010年11月17日水曜日

お一人様の、 空を仰いだその向こう・・・ 

それは、
あたかも小学生が大人の哲学書を開き、たどたどしい
書かれた活字は、文字を音として読み上げるが如く・・・
けれど、今はそれで良しとしている。とにかくまずは親しむ
為に馴染む為に、目にして好奇心を育て刺激し、脳の
自発的発達を促がそう。
知らず知らずにすこぉしずつ理解していけば良い-
そう自らに言い聞かせて続けて読んで、3冊目。

佐藤勝彦氏のインフレーション宇宙論「マルチバース」。
これまでの2冊も氏の著書。

宇宙って、1つだと思ってきた、いや地球が浮かぶ宇宙こそ
最大無限の器であると無条件に記憶されていた。
-唯一の宇宙、"ユニ"バース。

だがしかし・・・。

無数なのは「星」だけではなく、「宇宙」そのものでもある、
という理論
好奇心が広がって、「マルチバース」の宇宙論をかじることにした。

記号でしかない難しすぎる公式は読み飛ばし、1冊目や2冊目
の文章も深く考えずに文字を追うことにしていた。
兎に角数をこなして感覚を均そう、と。

3冊目の「宇宙論入門~誕生から未来へ~」を読む頃には
少しずつ文章が脳の中で咀嚼を始めてた。
理解を超えている大きな視点と理論ではあるけれど、何だか面白い。

加速度的膨張≒インフレーションの中の量子論的密度ゆらぎ
(凸凹)が「宇宙構造の種」であるという。
そしてインフレーションが進行している時代は、宇宙は凸凹
だらけで、インフレーションによって親宇宙から子ども宇宙が
どんどん生まれる宇宙の多重発生が起こっているらしい。

空を見上げ星の煌きに惹かれ月の輝きに魅せられ、
空の向こうに広がる先の先に、地球を抱える天の川銀河。
その天の川銀河を始め大小無数の銀河グループの「局所銀河群」
を抱えているこの宇宙は、137億年前に生まれた。
この宇宙は、時間も空間もない無から誕生し、0.01秒後1000億度
の温度、エネルギー密度が物質を上回り・・・温度が10億度まで下
がると陽子と中性子が結合し・・・誕生30分後には核反応が止み、
30万年したところで水素とヘリウムのガスと光からなる宇宙ができ
・・・宇宙が膨張し(インフレーションを起こし)宇宙の各所で天体を
形成していく・・・。
宇宙誕生30万年後の電波を「宇宙背景放射」といい、この頃を
「宇宙の晴れ上がり」としている-。

10次元、11次元とも考えられているブレーン宇宙の中に、地球の
ある宇宙は3次元・・・・。

想像の限界を知らない世界の中に生きている?
        ☆     ☆      ☆

はやぶさが持ち帰った(地上に送り届けた)カプセルにあった
微粒子が、宇宙誕生の謎に近づく「小惑星いとかわで採取した
ものと確認」のニュースは、宇宙の「未知への知りたい」謎解きを
尚煽り、浪漫を膨らませた。

そしてそれ以上に、はやぶさに携わったJAXAはじめ全ての
スタッフがはやぶさに注ぐ情熱以上の慈しみが伝わるエピソード
でもあった。

精密な「機械」でしかないはやぶさにまさに命を吹き込み、打ち
上げてから7年余りの歳月が、親であるスタッフ達と子としての
はやぶさの間に、かけがえのない絆を育んでいったかのようだ。
地上からの呼びかけに奇跡の反応を返し自身は大気圏に突入して
文字通りの星になって尚、約束のカプセルを確かに地上に送り
届けるという健気さの出来事に心を動かされない人は居ない筈。

科学的な偉業であるばかりか我が子の"遺業"という感慨深さも
増長した瞬間だったに違いない。

人類の科学技術の先端の先端を行きつつ、人の心の懐に入り
込む情が、画期的な進歩に人類が感情の生き物という"味"を
加えている。

一方「誕生後わずか30年と推定される観測史上最も若いブラック
ホールが、地球からわずか5000万光年の場所で発見」という興味
深い話題もあった。

近頃空を見上げて眺める月、空に輝くその姿、明るさがとても澄んで
見えるのは、冬の空だからか?

こうしているうちにも億光年に果てしなく膨張し続けているという気の
遠くなる宇宙世界へと思いを馳せれば、空を仰ぎ見る時間が長ければ
長いほど、心が透明になっていくようで、星々と月が浮かぶ夜空に
吸い込まれ、やがて一個の魂へと戻っていくようで・・・。

そんな輝きのある闇の吸引力をもつ宇宙が、無数にあるかも知れない
なんて!
その驚きと畏怖の念を表す言葉、見出せない。

お一人様の独り言 ~ 思惑に踊らされる? ~

Michael Jackson が亡くなった直後その死に憶測が及んだ。

-今の Michael は生きている「現在」でいるよりも「過去」の存在になる
ことで何倍ものビジネスになるとの思惑に謀られたのでは?-とか。

そこまでするのか?! と飽くなき業に空恐ろしさを感じつつ、亡くなって時が
経つにつれ、今となっては、晩年?の Michael の言われもない苦悩の頃
当時の活動やメッセージをもっともっと知ろうとせずにいたことに悔いて
いたので、"思惑"の浅ましさに嫌悪感を覚えるものの、11月下旬のDVD
"VISION" や12月にリリースされるアルバム "MICHAEL" を心底心待ち
にしている、まさに"彼ら"の思う壺の一人。

いやいや「 "Breaking News" "Hold My Hand" と何れの曲も確かな
歌声の波動が心に染みてくる作品だから」-そんな主張してみても、
とどのつまり "思惑" のリアルターゲットであることは揺ぎ無い事実。

<ガッツリ儲かるビジネス>に加担、している、のだ。

未だ世に出ていない作品が山ほどある、と知れば・・・。

「ほら、これはどう?」
「今度は、ちょっとすごいよぉ」
小出しに、そして次々、差し出される。

あぁ、哀しいかな?何だかどこか邪なモノを感じながらも・・・、
やっぱり、欲しがっちゃうんだなぁ。

まるで大きく口を開けて親鳥がせっせと運んでくる餌を只待つ
巣の中の雛の如く-。

需要と供給の<経済の基本>が、そこにある??

《過去》になってしまった Michael。

若干の不信感と「まんまと嵌っている」感に、
ちょっと複雑な心境ではあるけれど・・・・、

-それでも哀しいかな・・・・、

暫くは、"思惑" に踊らされ続けちゃうだろう。

2010年11月15日月曜日

お一人様の、独り言・・否、つぶやき・・

末を含めたヨコハマの厳戒態勢、各国首脳を迎えてのAPECを無事に終え、
日本の治安と警備力は政治の稚拙さとは違うと一線を画せたと、ほっとする。

けれど、
菅さんの議長として、或いは国の総理大臣としての、風格?品格?箔?は
見られることはなく、一国民として何だか心細く感じる・・・。

世界に伍すだけの演説の雄弁性とは程遠く、常に原稿に目を落とす姿に
「語る」ではなく短調な表現で「読む」に終始。

  例えば、同じ「とうしゅ」でも斉藤祐樹"投手"の語りの「間」や、石川遼プロ
  のクレバーで自己を常に客観視できる沈着な視点と豊かな表現力、
  いつも期待されていることを感知した受け応え-。
  <惹きつける魅力>を持つ二人に共通するのは、自分の言葉を持って
  いるから?彼らの方がよほど語彙力がある、と常々感じてしまう。

その上中国との体裁ばかりと揶揄も聞こえた短い「会談」。
手元にペーパー(アンチョコ)を持って臨んでいたのに至っては、蝋人形の如き
佇まいの胡錦濤国家主席とのツーショットは存在の重量感が対照的だった。

いつの頃からか、日本の内閣はいつも不安定で、顔ぶれも次々変わる。
諸外国に覚えてくれと言ってみたところで、それはあたかも受験生に記憶力を
磨けと言うようなものかも?

安定感のない日本政府に至ったのは、どうも国を良くしていくという使命感が
乏しくその座に就くこと自体で達成感を得ているのかとすら思える、閣僚や
総理大臣の言動の軽さと、本質を忘れて政の質を追及せず、世間の話題性
を煽る様に追いかけてきたマスコミや国民の数年間の常態化の果て・・・。

特に、政権交代後の一連の外交対応は、本当にはらはらしてしまう。

どうだろう?この際「日本は内閣を持ち回り制にしました」って宣言しちゃうのは?

また退陣?また辞職?そんな恥をかいたり非難を受けたりしなくていいし、
「"本番に備えた"実務経験を培い、OJTを経験した上で適任者を決めます。」
とすれば、表面上、猫の目内閣が "あるべき体制" として成立するかも?

・・・なんてブラックな冗談も言いたくなる昨今である。