2009年8月25日火曜日

お一人様の独り言  ~ 政党は"ツール" ~

期日前投票を数日前に完了。
<投票日にすること>よりも、一票に意志を込めて<投票すること>
を優先し、選挙権を持って以来ほぼ毎回投票してきた。

投票所は、前回よりもさらに人の行き来が多いと体感。今までにない
程の強い意志が漂う空気感。

誰しもその一票に、政権未経験の政党が政権を担うことで、いきなり
生活の質が向上し外交でも存在感と意志を表現できる、と一段の期待
を込めているという訳ではないだろう。

   日本人の暮らしがある程度安定し満たされてきた、そう自覚できる
   のは1970年代後半から??、がむしゃらに働き、国を成熟させてきた
   国民も、「国」から「個」へとそれぞれがそれぞれのシアワセや
   暮らしに、より高い満足度を求め意識がシフトしてきた現れの一つ
   が政治家の質、とも言えないか?
   結果、昨今の[政治]は「視界」狭く目の前に落ちてきた問題に右往
   左往。その尻尾を追う[報道]。
   起こった現象や出来事に反応・対応するだけで、多角的な目線や、
   どうしてその現象が生じたのかという根本(原因・要因)が置き去り
   にされてきた。
   その積み重ねの四半世紀余りの年月が「道徳」「倫理」「常識」
   「当たり前」の基準を下げてきた、と感じてしまう。
   
ビジョンを掲げずリーダーシップのない猫の目首相を排出してきた政党
と官僚の、前例に則ったまったりとした「常識」で、粛々と目前のこと
をこなす無難さを、最も優先的な判断基準にしてきたと思える「感覚」
の鈍りきった場渡り的政策・保身政策を打ち崩すことの実現こそ、本望
に違いない。
     
マニフェスト一つ一つの優劣よりも、先ずは「世界の中の日本」「国民
生活における日本」の立ち位置へ、真摯な政策が実践できる土壌作り。
大局を見据えれば、時に政党を超えて取り組む様な発展的な政治への
契機となることを、切に願う。

今求められているのは、例えば従来型のネガティブキャンペーンの選挙
戦略にみる「豊富な経験」や「ベテラン」ではなく、過去経験を足かせと
せず、前例に囚われない視点や取り組み方から生み出される柔軟性。
惰性と無駄の排除、建設的な実行力、そして、伝わる誠実さだと思う。

   大体今必死になって実行力がありますっと、やけに堂々と謳う
   けれど今までにその"実力"を発揮する機会は何十年とあった。

新しく座標軸を変えよう。「常識」の変革、思考のシフトを思い切る
ことで、新たに見えてくるものがある。解決の糸口が出てくる。必ず。

   前例の呪縛と恐れの中では「進化」「発展」はない。
   ・・・・そうでなければ、人類が宇宙に行けた訳がない、
   と<宇宙へ>を観て思った。

アメリカ国民が、若く議員経験は少ないけれど力強いビジョンとメッセージ
を掲げたオバマに、可能性と希望を託したように。

国民も、意志を持って選挙権を生かす責任がある。それが明日へ「繋がる」。

2009.8.30
-期待と可能性とともに、日本の政治にも新たな一歩を齎すだろうか?

「住んでいる日本という国に誇りと希望と将来を持てるように」と願う。
ひとつの党がいいとか悪いとかではなくて、本来あるべきは、政党を超え
"輝きを取り戻したい日本の姿" ・・・ 『目標』は一つ。
政党は、それに向かう手立て<ツール>なのだ、とそう思う。

2009年8月13日木曜日

故郷へ・・魂の洗濯。こころの深呼吸。 -「行って観る」編


日本の歴史を振り返るとき、必ず「奈良」「飛鳥」「吉野」と名が挙がる。
吉野は世界遺産でもあり、古くは古事記、日本書紀、万葉集にもその
名がある地域。後に天武天皇となった大海人皇子が壬申の乱の前に身を
潜め、また平家を討った源義経が兄頼朝に追われて逃げ込み、北条幕府
を倒し建武の中興を遂げた後醍醐天皇が南朝の拠点選んだのが「吉野」
だとか。
そんな日本のルーツにロマンを馳せられるこの地域が、魂のルーツでも
あることが、謙虚にとても嬉しく、心に安らぎを覚える。

魂のつながりを遡ると、国栖の地や蘇我入鹿の話題にも及ぶ悠久の時の
流れに、いっとき<先祖への想い>を改めて重ね合わせる。
- 古の先祖との繋がり向き合えた、今年の夏の大切な時間だった -

"今井町"

神武天皇稜の畝傍山のある橿原市に今井町はある。
その今井町は大半の町家が江戸時代の姿を残しているという「重要伝統
的建造物群保存地区」。
「ふるさと」の繋がり(親戚)のひとつが、この一角にある。

       
                                  
          
        道の駅「吉野路黒滝」にて
      
      




"安倍文殊院"

日本三文殊の第一霊場のひとつ。
親戚の目と鼻の先でもあり、文殊菩薩が守護であったので、予てより
どうしてもお参りしておきたかった。
ふるさとの地域に守護があることの幸運というべきご縁を勝手に感じて
信仰心が煽られる。
いやしかし、守護への依頼心は200%の「ご都合主義」に傾くことなく、
基本は自身の「心根」「気概」であることに今一度言い聞かせなくては。

とは言え、この期に及んでも、文殊菩薩に因み「知恵」を付けておきたい
という願望もちょっぴり・・・。

本堂拝観では、お抹茶を頂いてからとなる。
  
                   
                       安倍清明堂
                 陰陽師の安倍清明が陰陽道の
                    修行をしたといわれる                       弘法大師像                     




"吉野の世界遺産巡り"



"ふるさとの風景" ~ 大和上市の桜橋より ~

子供の頃よく泳いだ吉野川、今はすっかり痩せていた。


かつて吉野川は、水流が清らかで、水量は豊かでほぼ川幅を満たしていた。
残念ながら歳月はその雄大な姿を変えてしまい、今は当時の面影は殆どない。
けれど、空の広さと青さ、そして、人の心の温かさは。まだまだ「ふるさと」のまま。
  


"高野山"  

奥の院まで、一の橋から、物凄い蚊の襲来を受けつつ、苔生した墓石や
大樹の中を、日本の歴史に様々名を残した実に多くの人々へ、思いを
馳せながら歩いた。
    

     
                    高野山の交番                     宿坊 "一乗院"             



日本の歴史を遡り、そして今までの長いなが~い空白の時間を埋めるに
十分な温かい「ふるさと」のもてなしと懐かしさを魂で受け止め、心の深呼吸
をした後の一路 - 一気に軽井沢へ向かう途中、思わぬ大雨の直後の
早朝。夜明けの長野。雨雲の合間、彩りある青い空の色がなんとも美しい。



2009年8月12日水曜日

故郷へ・・魂の洗濯。こころの深呼吸。 - 「食べる」編

"堂々久"

こんなにボリュームがあって味覚が満足する店があるなんて?!
初めてこの店で食事をした4人が一皿一皿に驚嘆。

山中の店なのに、お造り、鱧の梅肉スープ、鯛の兜煮、カニ肉いっぱいの
サラダなど新鮮な魚介メニューが勢揃い。牛肉のたたきを含めた3種の
先付け、卵豆腐、とろろ蕎麦含め、どれも残せず、美味しいねと都度都度、
言い合いながら食べてしまった。
先付け以降、「これシェアですか?」「いえ一人前です」のやり取りが・・・。
品数が多い上に、一人分が食べきれないボリュームで恐らく5千円を下る?
らしい・・・??(とは言え、ご馳走になったので定かではない)けれど、もう本当
にお腹一杯!

今回、〆に海老天茶漬け迄ついたコースだったが、海老天茶漬け1人前を
食べられたのはひとりだけで、後の者は、「もう入らないよぉ」。

   (ちょっと上のコースには、これにステーキ、天ぷら、うなぎがつき、流石の
    大の男たちが満腹で手を付けられなかったとか・・・なんていう"逸話"も?)

いざというときはいつもこの店を利用するという常連の親戚に連れられて
山奥の店に・・・。山に沿った道の脇にポツンとある、何の変哲もない外観。

けれど店内には、阪神タイガースの各選手やオリックスの選手のサイン
が一杯。確かにスポーツ選手には大満足の料理の質と量に違いない!


堂々久は、大和上市から車で20分ほどの 宇陀市大宇陀区の地ある。




"こばし"

故郷の温かなおいしさに溢れた上市の昔から変わらぬ「焼き餅」。
もう何十年も家系丸ごと、この焼き餅をこよなく「好物」にしてきた。
出来立ての焼き餅の柔らかさが何ともいえない。

そんな味わいは、地元ではかなり有名らしくすぐに売り切れになって
しまうとか。

つぶ餡、こし餡それぞれの甘さと食感は甲乙付け難い。
半日経つと餅がどんどん固くなってしまう「生きているお餅」。
出来立てを食べさせようと親戚の叔母が何日も前から時間を指定
して予約をしてくれた、そんな心遣いが"こばしの焼き餅"のおいしさを
何倍にもしている。


"やっこ"

吉野山。吉野は葛で有名だが、このやっこでは葛切りをそうめん状にした夏場
限定の葛そうめん。勿論美味しい柿の葉寿司も存分楽しみ味わったけれど、
さらりと食べられたこの「葛そうめん」も中々のお味。


因みに、柿の葉寿司は、やっこのものは、今迄も食べたことがあったけれど、
今井の親戚が美味しいから是非食べさせたいとご馳走してくれたのは、
下市のおすし屋さん"おけ常"の出来立ての「柿の葉寿司」。
シャリがやや小さめで甘めな寿司酢にしっかり酢が利いたやや厚めのしめ鯖の
バランスがとてもよかった。
出来立てを食べたのは勿論初めてだったけれど、少し味が馴染んだ柿の葉寿司
のおいしさとはまた違い、シャリがほわっとしていて新鮮な旨さを味わえた。


追記: "道の駅「吉野路黒滝」"
     1本100円の黒滝村の手作りこんにゃく
     普段だべる「こんにゃく」の概念が崩れる食感。敢えて誤解を恐れず
     言えば「美味しいスポンジ」-勿論スポンジを食べたことはないけれど。
     歯切れがよく、ピリッと一味?が利いた、出汁の味が滲み入った旨さ。
     機会があれば一度ご賞味を!というのも頷けた。



高野山"一乗院" ~ 精進料理 ~

日本人としての?心の平穏を求めて、己を見つめる時間を得たくて、
高野山に。宿坊として「一乗院」に泊まった。
想像以上に充実していた高野山と宿泊施設としての宿坊。
団体が宿泊していると少々賑やか過ぎるが、快適に宿泊できて宿坊ならでは
の朝の勤行にも参加して、そして何より体が喜ぶ精進料理をじっくり味わう
体験は、宿坊選びも楽しみながら、またしてみたいものだ。

胡麻豆腐と特に生麩はいくらでも食べられる!というほど印象的な美味しさだった。


"cafeことだま"

奈良飛鳥駅の近くにある。女性たちだけのcafe。店のそこここに彼女たちの
想いが感じられるcafe。雑貨も素敵なテイストのものが多く、食事をした後、
お土産選びとしても楽しめるcafe。

この日は平日だったが、ランチ時間は2回転制だろうか?予約指定で、時間も
たしか制限があった。
メニューは3色の古代米に見られるように、素材とその仕立てに創意を感じる
構成。とびきり!ではないけれど、店内の居心地よい空間がランチを味わう時間
を引き立てて、五感に安堵感を与えてくれる。
(敢えて言うならば、最後の〆のデザート、ほうじ茶ゼリーが若干あっさり目、
且つ添えの生クリームが純脂肪であれば・・・と思ってしまった。)



"Boulangerie Takeuchi"

食べログで、高い評価を得ていたので興味津々行って見た。
四つ橋線本町が最寄。
蝉公害というのがあるのなら、まさしく「コレだ」と耳が訴える程の蝉の大合唱
のなか、実は難波から、がらがらとキャリーを引きずり歩いて辿り着いた。
(奈良と高野山の旅は大阪から始まった)

朝9時ころだった。小さな目立たない店だけれど、その地域に似つかわしくない
警備着たを着た初老の人が、「ドアマン」として"入場管理"を行っている。
ちょっとびっくり。
確かに店内は、狭いので、彼の"役割"もあるのだろうけれど・・・。
店内の雰囲気は上品なマダム大歓迎!うるさい子供はちょっと静かにっという
無言の圧力がありそうな-。当然撮影も禁止。なので、買った商品は向かいの
蝉がうるさいのも頷ける、見たこともない量の抜け殻いっぱいの靫(うつぼ)公園
のベンチで撮った。
 (余談だが、店に行き着くまでに「うつぼ」とやたらに目に付いて、何も選りに
  よって妙な名前をつけるなぁと思っていたら、「地域名」だった。失敬!!)

味わいとしては、評価されるのはそれなりに納得するが、格別!という感じでは
ない。この手のパンならばもう少し歯ごたえと味わい深さがあってもいい、と今迄
食べてきた「記憶」が言っている。<東京は密度が高い、と改めて感じた。>
しかしその中では、天然酵母の1本400円のパンが一番印象的な味わいがあった。
最後に何を買うかを迷っていたところ、後から来た女性たちがたて続けに躊躇なく
バスケットに入っている焼きたてのこのパンを、トングで取って行った勢いに気おさ
れて、買ったものだ。(写真1番目)

因みに一番人気の商品は、オリーブの実がふんだんに入ったクレッセント型の
パン180円。(写真3番目の右)



"PAINDUCE"


大雑把に言えば「Boulangerie Takeuchi の本町を挟んで反対側」。
記憶を辿れば2年程前にこの辺りには来ていた。なんだか人の行動は
案外狭いものだ、とこじつけ半分、当時全く気づかなかったことも腑に落ち
ないなぁとの思いながら、店に入った。

もう既にお腹は一杯なのに、ついつい目移りしてしまう種類の豊富さ。
「写真を撮っても良いですか」との問いかけに気持ちよくいいですよ、と言って
貰えると余計に店内の全てが被写体になっている。
全体的に値ごろ感もあるようだ。

ジャガイモを練りこんだ白胡麻のあんぱんはじめ、小豆はあっさりと焚けていて
甘味が殆どないほどで甘さが苦手な人にも十分に満足できる「あんぱん」。
(写真7番目)

彩り鮮やかな野菜のフォカッチャ(写真5番目)も含めて、弾性ある食感のパンが
多かった。
弾性といっても引きが強いのではなく、どちらかというと米粉を使ったパンに近い
食感。他に季節のパンとしてレモン果汁をたっぷり使ったパンなど創意を感じる
品揃えが印象的。
デニッシュ系など幅広くは食べなかったが、購入したパンは、CPを感じた。
恐らくフォカッチャに見るように惣菜パンやサンドイッチ類がお得な感じだろう。