2009年4月27日月曜日

ご先祖様が目撃者。



鎌倉霊園へ。この時期恒例のお墓参り。
澄み渡る青空の、晴れの日和。

けれど吹く風は強風というよりも豪風(そんな言葉あるのかな?)で、
お線香に点火するのにひときわ苦労した。

お墓の周りを軽く掃除し墓石に水をかけ、お花を供え、お参りした後、
余りに風の勢いが強いため、苦労して点火したお線香の火が気になって、
お線香が終わるまで、墓前に居ることにした。

頭上には青い空に鳶が暴風に流されそうになりつつもバランスをとりながら
上手に同じ位置を維持しようとしていたり旋回したり。
「すごいなぁあのバランス感覚」。
鎌倉霊園に来ると殆ど毎回見られる鳶だが、大抵は青い空に優雅に飛ぶ姿。
この風の逆境下の中での旋回は・・・と至近距離で見ることのできた"野生"の
能力に感心していた。

空を眺めたり、お線香に注意を払っていたりお墓の祖父母と対話しながら、
朝玄米と雑穀を焚いて握ってきたおにぎりを味わっていた。

2度カシャというシャッター音がした。え?周囲のお墓にはだれもいない。
だれ?なんで??
気づくと黒っぽい服装でめがねをかけた中年男。
何ですかと人気のない中では声も掛けづらく、気のせいかもと言い聞かせ、
区画内を歩き去っていく男に質すこともできなかった。
いったい彼は何のために?不気味すぎる。最早どうしようもないけれど、
何とも気持ちが悪い。そして許せない! けれど・・・。

余計に、青い空を見た気分と裏腹な不快感。

・・・・・と、肩を軽く叩かれ、手もとの感覚が変わった。

まさに一瞬の出来事とはこのこと!あぁ!!!
鳶。
おにぎりを奪い取られていた!

あの暴風の中バランスとりながらずっと彼(或いは彼女)は狙っていたのだ。

羽と爪の先こそ当たった気もしたけれど、羽音も気配も全く感じず掠め取とら
れた見事な距離感。
手元の感覚が変わったと同時にバタバタと羽音を聞いたような気がした程度。

あっけにとられ、暫し唖然。

(それにしても鳶にとって玄米雑穀おにぎりはおいしい"獲物"だったのか??)


気持ちが晴れない「とられた」2つの事件。

-鳶に取られた雑穀玄米のおにぎりと不気味な盗撮。

ご先祖様だけが目撃者。



鎌倉霊園から臨む富士山

2009年4月19日日曜日

at my choice - " Cafe Mame-Hico" 【5.23追加版】

天気の良い休日。   

オーガニックフードが食べられ、食材が売っていることに惹かれて
(エコ意識の啓発という趣旨からするとやや邪道だけれど)
Earth Day のエコイベントへ。
そして、「帰りには今日こそ行ってみたい」と狙いを定めていた。

陽射し強い中、物凄い人出に気おされつつも、"食べたいものは食べる"
という揺るがしがたい、食への強い意志を超えた「掟」?に従い胃袋的
には「もう十分」。それでも、会場の代々木公園から渋谷方面へと、

その店に行くことにした - そう「掟」に従って・・・。

        
        - ○  ☆  ○  ☆  ○ -



     

目印のセブンイレブンから、「カフェ マメヒコ」に入った。
(ほんとの入り口は、裏の道からだったことは後で分かった)

初めて知ったのは、2007年の夏だったと思う。
Super Cafe Book に掲載されていた豆乳寒天の、とりわけトッピング
の豆が実に美味しそうで、そして「旨そうな珈琲店」であることは勿論、
コンセプトが「豆」であることにも、魅力を感じていた。
何だか"丁寧な心がけ"の店と感じる。
Super Cafe Book は三軒茶屋の店だったけれど、渋谷にも店ができ
たことを知り、今回「行きたいカフェリスト」から「行ったカフェリスト」に。

散々食べた後だったのだが、初心者としては定番を。
豆乳寒天と深入りの珈琲をオーダー。

深入りの珈琲は、口の中で広がる珈琲独特の風味に
珈琲豆の丸みをイメージできる味わい。





豆乳寒天は、Super Cafe Book に載っていたメニュー。
ほのかに甘味を感じる豆煮三種は、適度な固さ。なるほどぉ。
トッピングの割には、食べ応えも十分ある量。おいしいな。

そして、何より美味しかったのは、豆乳寒天と生姜シロップ。

豆乳寒天は、寒天の固さと控えめな甘さの加減が絶妙で、
嗜好の的の真ん中に入った。
豆乳寒天の緩やかな口溶けとともに、大豆の味わいと香りが 美味
しさ中枢に刺激を与える・・・何とも言えない「懐かしい美味しさ」 。
  -その昔、少しばかり豆乳のデザート"とうふぁ"に肩入れしていた

    時期があり、当時、味を作り上げる為に色々食べ歩いたり試行
    錯誤したりして味作りに拘っていた記憶がふと蘇る-

生姜シロップも、パンチの効いた生姜の刺激に、くどさのない甘味の
バランスが、生姜好きにとっては堪らない。
生姜と粗製糖をじっくりじっくり煮込んだあと十分に絞って作っている
という。「人力で作っているのでぎりぎりで、物販への余裕がなくて」
と、生姜シロップはテイクアウトできない?との問いかけに答えてくれた。

意外に広い店内は若い女性でかなり賑わっていて、その分話す声も
賑やか。ちょっと予想外。
いつもなら週末の昼ごろからは列ができるほどで、今日は空いている
方だとか。えっ?こんなに広いのに?かなり知名度高いんだ。

やっぱり三軒茶屋の店にいってみたい!!そしてもう少し長居したいなぁ。
お腹をぺこぺこにさせて、ね。
豆のメニューだけでなく、ランチ、ガレット、スコーンやケーキも、魅力的。




初めて行った店なのに、退きもきらない来店者の中、豆乳寒天や
とびきりの生姜シロップのこと、三軒茶屋店のことや、Earth Day
の話題を共有など、スタッフの若い女性たちは何れも表情豊かに
気持ちの良い対応をしてくれた。
定休日もなく朝8時から、なんて、かなり大変そうだけれど、
利用する客としては嬉しいだろう - 住まいが近かったら、
結構な頻度で通ってしまうかも・・・。





☆追加☆ 

5.23  先日、Mame-Hico 三軒茶屋店にも行ってきた:
三軒茶屋の駅から歩いて2分ほど。キャロットタワー裏手。


入り口の外観とその内側-。
 

  

店内からの眺め、そして店内。

 


以前(2008.7.1)at my choice で載せたとびきり美味しい「シニフィアン・
シニフィエ」 http://www.artandcraft.jp/ss/top.html のパンが
「トースト」としてメニューに!!
ガレットなど魅力あるメニューを超えた誘惑に負け、オーダー。
しかも、この後念願のシンフィアン・シニフィエ本店へ行く予定だったのにも
拘らず・・・。


そして、そのあと、やっぱり三軒茶屋のお店でも豆乳寒天を。
渋谷店で味わった絶妙な寒天の固さと豆乳風味とは心持ち違う感覚。
手作りゆえか??




店全体にも落ち着く空間だったけれど、化粧室も清潔感があった。

 





 


2009年4月8日水曜日

花祭り・・に。

桜の花がそよぐ風に揺らぎ、ひらひらと散っていくその風景に、
時の不断の流れに無常観を感じながら「旬穀旬菜カフェ」へ。

今日は、お釈迦様の誕生日を祝う花祭り。

野菜など食材で季節を感じるだけではなくて、文化や行事を
通して、凡庸化する暮らしの中に、四季や自然の恩恵を
機会も減ってきたように思う中、その"四季彩"豊かな献立に、
一膳一膳箸をすすめながら、季節を愛でる気持ちになる
ひとときを過ごすことができた。

-旬穀旬菜カフェ、本日の献立は「花祭りハーブご飯」










黄いろの鉢に、赤い鉢

増上寺でこの時期毎年出店がでて賑わう。
そのひとつの植木屋さんで念願のエニシダを購入。
色々お店のおばさんと会話を楽しんだ末の買い物だった。
数日後また増上寺に立寄って植木屋のおばさんに挨拶したら
「エニシダは元気?・・・そうじゃぁご褒美に鉢をあげるわ」と
ミニバラの鉢を手渡してくれた。
おばさんとのほのぼのとした空気感。


出店最終日、焼いた米粉クッキーに、エニシダと
ミニバラも、愛情込めて育てています!のお礼の
気持ちを託して・・・。
おばさんはしみじみと、ありがとう、と受け取ってくれた。
こころ、繋がる、気持ち、ほころぶ。



ピントがぼけた写真は、いずれも携帯のカメラで撮ったもの。
見づらいのを承知で、敢えて載せています。
とくに増上寺の写真には(ここに載せていないものも含めて)、
不思議な丸い白っぽいものが、たくさん映っているのは、な・に・な・ぜ?











2009年4月5日日曜日

都心の真ん中、"さくら満開、sakura三昧"

満開の桜を求めて歩いて眺めた "sakura road"。

-都会の中の自然に、敬意の気持ちを込めて-







-外堀通り沿い 元町公園は、人気(ひとけ)のない穴場。
 見事な桜を独占観賞。



-メトロポリタンエドモント裏手


 



-外堀通り沿いをぐるっと巡り・・・

-湯島 霊雲寺 見事な桜、と・・
-靖国神社
 ・・・ 内堀通り・北の丸公園周辺の桜並木は
    素晴らしかった、けれどその分、原宿
    竹下通り並みの人だかりだった・・・

東京の真ん中でも、しっかり季節を五感で感じる喜びがある。
桜の樹、土にどっしり根をはり、幹の太さが力強い。
桜の花、そこはかとない儚さは、うすもも色の花びらの色合い、
そして、満開後まもなく風に揺れて、ひらりと散りだすひとひら。
そんな sakura に、
ニッポン人は今も昔も、ずっとずっと心魅せられている。


-ニューオータニ内日本庭園





-神田明神下  うららかな日和の中で