2009年3月29日日曜日

青山散歩

「まめ」 
 




小さな坂を下ってすぐ母子オーナーの和菓子屋さん。
2時くらいに訪れた。本当は夕方に行きたかったけれど、

午後に売り切れることが多いらしい。せっかくめがけていくの
だから確実にgetしたい、そんな気持ちで・・・。

当日はWBC決勝戦で、道行く人の多くが携帯の画面に夢中の姿もあり、

小さな食事処に人が集まっていたり。-「昼時を外した時間なのに
隠れた名店?」なんて思って店の前を通ってみたら、人だかりの塊は皆、
店内奥のテレビに夢中。食べに来たのではなくてただ観戦といったところ。

そんな午後だったのが幸いしたのか、「まめ」には和菓子が残っていた。
オーナーの娘さんも「いつもだったら売切れてしまうことが多いのですが、

今日はWBC見ている人が多いみたいです。」と。この日お店に初めて
訪れたのならと薦めてくれたのが苺大福。餅はちょっと緩めの感じだった
けれど小豆の風味がとても豊かであっさりとした甘味。大粒の苺もみず
みずしい。
欲を言えば、小豆と苺のつなぎに乳の風味がプラスされれば、より一体感
を増しバランスよく食べられたかなぁという感じ。

次回は、この美味しい小豆を求めて、是非草餅をチョイスしたい。
何しろ店内に漂っていた春らしくて清清しいよもぎの香りがとても魅力的で、
実はお店で散々迷ってしまっていたのだ。
・・あ、黒米のおはぎも美味しそうだったなぁ。





http://www.mamemame.info/menu/index.html



「タヒチ」

「まめ」からまっすぐ西麻布方面に向かう。
ひとつの目安は根津゙美術館。

お店は「タヒチ」だけれどタイ料理を供するお店。
ここのオーナーはタイのホテルで研鑽を積んできたらしく、
ココナッツミルクも本場タイのものと同じフレーバー・濃さに拘っているという。

ランチは900円で、スープかサラダをチョイスし、メインはグリーンカレー、
イエローカレー、日替わりの中から2択+タイ米、或いは蒸し鶏ごはんなど。
最後にプチデザートがつく。この日のスープは鶏がらのスープ。





テーブルに供されたのは、春雨と(たぶん)蛤?-アサリにしては

やや大振りだったが入った予想以上に具沢山のスープ。
期待していたメインは、若干塩味が気になるが、 お皿にたっぷりの
タイ米と食べて・・ということかなぁ。この日の日替わりの芯空菜と
ひき肉の炒め物も案外食べ応えがあった。かぼちゃのイエロー
カレーは、なるほどココナッツのテイストはこくがあり、またかぼちゃもごろ
ごろ入っていたな。
塩味がやや抑えられれば、かなりいいのだけれど。タイ米もおいしかったし。



お店の雰囲気も「タヒチ」という店名らしくなんとなくのんびりした空気感。
一人本でも読みながら時間を楽しむにはよいお店かも。少し外れた場所に
あるので、青山散策の昼下がりや、夜の青山を静かに過ごしたいときには、
選択肢に入れてみたいお店。
 

【蛇足:タイ料理の味としては、京橋ワンタイの方がローカル色(=野性的??)強い印象】


















2009年3月11日水曜日

at my choice - 昔ながらの・・・「ミュン」 +α

初めて行ったのは、恐らくそして恐ろしくも約四半世紀前にも
遡れてしまうけれど、新宿御苑の「ミュン」は本当に良く通った。

まだエスニック料理に馴染みがあまりない時代だったけれど、
安くておいしいのは知られたところ。地下の店内に入れない客が、
あの細い階段に地上近くまで行列を作っていた。
店内は、いかにもスナックかバーの居抜だろうと確実に思われた。
コーナーバーカウンターに真っ赤な腰椅子、そして心持薄暗く
何だか湿気た雰囲気が漂う。けれど店はいつも混んでいて、
ベトナム人の女性スタッフたちの片言の日本語で対応しながら
大忙し・・・。

生春巻きは席に着いたとたん頼まずにはいられないメニュー。
そしてココナッツアイスが飛び切り好きで、何度か一人2人前ずつ
頼んだことがあったなぁ。
たくさんお腹一杯食べ過ぎても財布の負担は驚くほど軽かった。
今や本郷3丁目店の方が知名度はあったようだけれど。

そんな見慣れたあの看板を浅草に発見したのは、数ヶ月前。
そして先日やっと訪れる機会を得た。コースは予約をすれば
1500円から、という相変わらずの破格安。
全体的に昔ながらのイメージを継承しているのだろうが、新宿御苑
当時のミュンの生春巻きは、確かバジルと湯で豚も入っていたような
気がしたけれど、この店ではそれはなかった・・・とか、御苑に通って
いた当時のおいしさに及ばないのは、当時への憧憬や昨今のグルメ
事情・環境にもよるに違いない。

そうは言っても「ミュンはおいしい」「また来よう」とやっぱり思うのは、
ベトナム料理という食べやすさと、堪らなく好きなスィートチリソースや
ニョクナムなどテイストだけでエスニック感を醸すからかも?
いや何より、この店の持つ特有の庶民的な雰囲気とにこやかな女性
のサービスで、過ごす時間が楽しめるからかも知れない。

この日選んだのは、2000円(予約すると1500円)Aコース 
  生春巻・揚春巻・青いパパイヤサラダ・エビ入りもち・
  鳥フォー・デザート
海老入りもちは、モチモチしていて◎!







 ミュン浅草店⇒http://r.gnavi.co.jp/a029601/



おまけ - ミュンに負けない安くて、老舗で、
       人気のお店 「墨絵」
     
http://www.shinjuku.or.jp/suminoe/index.html

同じ四半世紀前の昔ながらに未だ賑わいのある店では、
墨絵も忘れてはならない。ここのすごさはスタッフが当時と
ほとんど変わっていない点。食べ放題のパンがおいしくて
いつの間にかベーカリーショップもでき、こちらも行列が絶えない。
メニューも工夫と独創的なものが並び、素晴らしいなぁと思う。
ここ数年はめっきり行かないのは、住まいのテリトリーから
若干遠いことと新しい店を見つけたい好奇心が勝ってしまうから。
けれど、たまに新宿に行くと必ず立寄って、予定もないのに
月替わりのメニューだけは貰ってしまう。出来立てのパン香ばしい
誘惑と戦いつつ・・・。

2009年3月8日日曜日

「いつか」はイツカ?



いつか・・・風にそよぐ木々の葉を感じ、毎朝小鳥のさえずりの中で目覚めて、
    木のぬくもりと土の香りとお日様の暖かさを感じる環境に落ち着こう!

いつか・・・本格的な暮らしを手に入れたら、奮発して家財やベット、キッチン
    回りを整えよう!!

いつか・・・大型犬を飼える住まいで、20年以上飼いたいと思い続けている
    ロットワイラーと一緒に暮らしたい!!!

そんな漠然とした希望を伴った未来「いつか」に理想を抱いていた。
「今」はあくまで「仮」であり「暫定」の暮らしであって、 本当の、理想を具現化
した生活は「いつか」ある、そんな思いを持ち続けてきた。

けれど・・・一体「いつか」が来る日は?

「今」から半年後、一年後、三年後、果たして地に足の着いた肝を据えた
暮らしをはじめているのだろうか?

もう人の人生時間の大半は過ごしてしまっているけれど、「いつか」はイツカ?

ワタミの社長がよく「夢に日付を!」と人生手帳(予定表)を作ろう!というが、
まさにそうなのだろう。

まず目的を持って、人生時間に"時限"をつけて、意識して時間と向かい合わない
「いつか」は いつまでも「いつか」のまま人生時間のゴールになってしまいそうだ。

そうなのだ、「いつか」を待つのではなくて、呼び寄せなくてはいけない。
自分で設定しなくてはいけない。
夢を持ち続ければ叶う、とはよくいうけれど、それは夢や理想や目標への
志に沿って自分が少なからず絶えず向かっているかどうか、自分の心構え
次第ということに変わりはない。

さぁ「いつか」のタイマーを仕掛けよう。

“時”の刻みは、無情であるけれど、しかし確実でもあるのだ。

ストイックな、その後・・

「見とれてしまったわ、ひとかきでぐっと進んで。すいすいと」
泳ぎを終えたロッカーで、そう声を掛けられて、素直に嬉しかった。
- ストイックな水泳を、なぜかやっぱり止められず、結局未だ継続している。


過剰なストイックさを自らに課さないとの思いで、一つ目の課題である遠泳?は、
「”休憩を挟んでトータルで”2500m泳ぐ」に変えたはずだったが、
暫くは泳ぎ始めるタイミングで、大抵は1500×1500mと更に過酷さを増して

しまっていて、プールへ行く予定の日が近づくと、アーまた泳ぐんだぁ、なんて
心に負荷を負っていた。

それでも、ここのところ漸く(1100m~1450m)+1500mという流れに

落ち着いてきたが、その実、ほんの少し泳ぐ量を減らしたことへの妥協に
何故か心苦しさがあったところだった。

自分の泳ぎを褒められて、嬉しくないはずはない。

数年泳いできたが、始めた当初と比較して積み重ねてきた「今」に至って
どんな「成果」があるのかは、距離や持久力しか分からなかったが、
客観的な感想を聴くと励みになる。(え?何に対して?まだまだ泳ぎ続ける??)

確かにハードルを低くしたことでの安堵感と継続性を感じてはいた。
その上冬場だけ開放の今通う区民プールは、運が良いと泳いでいる間の
2時間程度はずっと貸しきり状態だ。
この優位性というか開放感?も、泳ぐのを止められない理由になっている
かもしれない。

それに・・・近頃は、せっかく元に戻ってきて目標を達成していたスリム化成就!
だったのに、ややもすると毎日通ってしまう美味しいお昼処の誘惑など、お腹の
空き具合と相談するまもなく、「食べたいから食べる」の欲求が勝ってきていて、
リバウンド気味。
食べることへの欲求にこそ、もっとストイックさを注力できればいいのに・・と
反省しきりのタイミングだった。

このまま週に一度の水泳すら止めたりしたら、もう歯止めが利かないのは
目に見えている!! 
もうこれ以上、体重計の針を右に振りたくはない・・・・。年齢とともに代謝が
落ちてきているのを実感しているなら、尚のこと、この流れを食い止める為
にも、ほんの少し緩めた遠泳課題を継続することの方がゼッタイ大事。

結論;
褒めていただいた言葉も励みにして、また暫くは、泳ぎを進化させつつ
「ストイックを継続」・・・かな。

2009年3月3日火曜日

『旬穀旬菜cafe』 カラダが喜び、ココロが和らぐ - 昼処



桃の節句を迎えると、春の訪れを確実に感じる。

          



生憎く寒さの戻った3月3日だったけれど、偶然見つけて以来
今やすっかり毎日の「昼ごはん処」となった『旬穀旬菜cafe』
では、束の間、季節の移ろいを暮らしに感じ入る日本の伝統
文化を楽しむ演出をしていた。


今日のお昼の膳は、
文字通り食べることが勿体無いような桃の節句にちなんだ
"目出度い"雛寿しと道明寺餡などの特別献立。






 ↑ いつもそうだけれどスタッフ総出で仕込みをしている 



満足度120%で、毎日"あした"が待ち遠しい。

  素材がとても大事に扱われ工夫されている、手を抜か
  ない丁寧な一皿一椀を、視覚でも十分に堪能できる。
  素材の旨みが優しく表現されたそんな丁寧さに、造り手
  の思いが伝わってくる。
  ひとくち一口じっくりと味わうひとときは、何よりココロが
  緩やかになっていく。


3月の月曜日の定食A : 

 豚肉とキャベツのロールカツ
 人参のカッテージチーズ和え 春菊と焙りササミのサラダ
 韮と桜海老のお味噌汁  桜ごはん


千切りキャベツにピクルスとにんにくが利いた
あっさりさと味のアクセントがバランスよい。
付け合せのトマトソースも甘味が凝縮されている。

以下2種は、2月の曜日代わりのA定食
 副菜のよもぎ豆腐、香の豊かさが春を感じる。
 たっぷりの大根おろしの餡が白身魚とよくマッチ。





前回掲載したが、旬穀旬菜cafeを初めて訪れた
2月の金曜日のメニュー。



いつも、「次は野菜ソムリエの牛すじを煮込んだ
"特製カレー"を食べよう」、そう思うのだが、
今のところ、毎日新しい味に出会えるA膳やB膳
についつい心奪われてしまっている。